結論、せどり初心者にとって大切なのは利益率よりも回転率です。
これからきちんとせどりで結果を出していくために大切な「回転率と利益率」の考え方を解説していきます。
- せどりは利益率よりも回転率が重要
- せどり初心者が利益率より回転率を重視すべき理由
- せどりにおける高回転率商品の定義
- せどりの仕入れで高回転率商品を見つける方法【コツ】
- せどりで回転率が高い傾向にある商品ジャンル
せどりは販売手数料がかかることが多く、他の物販に比べると利益率が低くなる傾向にあります。
そこで重要になってくるのが回転率を上げる、という考え方です。
実際に私マコも回転率を上げることで、月利200万円まで達成することができています。
今いちピンとこないかもしれませんが、せどりで結果を出していくためにはとても重要な考え方ですので、ぜひ最後まで参考にしていただければと思います!
目次
断言!せどり初心者は利益率よりも回転率が重要
せどりは利益率よりも回転率が重要です。特にせどり開始初期の段階では強く強く意識してください。
もちろん、利益率は高いに越したことはありませんが、利益率の高い商品を見つけることは簡単ではありません。
特に初心者でリサーチに慣れていない状況で利益率にこだわりすぎると、仕入れられる商品が見つからない、という事態にもなりかねません。
↑一番の理由はこれですね!利益商品を見つけたいという気持ちが先行して、仕入ができず「買って売る」という成功体験を掴めないでやめていくってパターンが多いです。
なのでまずは1商品あたりの利益率が低くても、月間で売れる数が多い回転率の高い商品を仕入れて、トータルで利益が残るような戦略を意識していくことが大切です。
私は実際に利益率よりも回転率を中心に考えるようになってから、きちんと結果がついてきました!
※そもそも利益率と回転率とは?
- 回転率 = 一定期間に商品が売れる度合い
- 利益率 = 一商品あたりの利益の度合い
せどり初心者が利益率より回転率を重視すべき理由
先程も少し触れたように、初心者のうちは特に回転率を重視してせどりをおこなっていきましょう。
もちろんリサーチがしやすいというポイントもありますが、他にも重要な理由があります。
それは、回転率よりも利益率を重視するとキャッシュフローがきつくなるから、です。
もう少し詳しく説明しますね!
回転率よりも利益率を重視するとキャッシュフローがきつくなる
当たり前ですが、せどりでは入ってくるお金が出ていくお金を上回るようにしなければいけません。
単純に考えると利益率が高い方が入ってくるお金は多くなると思うかもしれませんが、出ていくお金には支払期限がありますから、販売個数も大切になってくるわけです。
たとえば、以下のとおり同じ販売価格でも利益率が違う商品を見つけた場合、どちらを仕入れるべきかというと、数がより売れる方です。
販売価格:2000円 利益額:700円(利益率35%)
販売価格:2000円 利益額:400円(利益率20%)
商品Aは月間10個、商品Bは月間20個、それぞれ売れる場合は、仕入れるべき商品は商品Bということになります!
できるだけ売れる商品を仕入れて、ある一定の期間できちんと現金化することが大切。
どれだけ利益率が高い商品でも、在庫として長期滞留してしまっては意味がありません。
少し利益率が低くても、毎月ある一定数きちんと売れる回転率の高い商品を扱い、キャッシュの流れを保つように意識していきましょう!
※また、キャッシュフローが悪くなると資金ショートの可能性が出てきますので、注意しましょう。
資金ショートについてはコチラから。
せどりで目安とすべき回転率【1ヶ月で1回転】
せどりでまず目指すべき回転率は、1ヶ月で1回転することです。
これは一般的な小売でも標準的な回転数で、年間12回転するという想定となります。
詳しく回転率を求める公式は以下です。
在庫回転率(回)=〔年間売上高÷(商品在庫数×商品売価)〕
いちいち計算難しいよ!ってあなたは、1ヶ月で1回転すればOKとおぼえておきましょう!
1ヶ月で1回転以上する商品は売れ筋商品ですし、1回転以下の場合はあまり人気のない商品と判断できます。
不良在庫を抱えることはキャッシュフローにも悪影響を及ぼすので、速やかにメルカリやヤフオクなどのAmazon以外の販路でさばいていくようにしてみてくださいね!
せどりの仕入れで回転率が高い商品を見つける方法【コツ】
ここでは、回転率が高い商品を見つける方法というよりは、正しい仕入れ判断の方法をお伝えします。月に10個しか売れなくてもライバルが1人しかいなかったら月に5個売れるし、逆に月に100個売れてもライバル100人いたら月に1個しか売れないし値崩れもしますよね…。
なので「自分が望む回転率の商品を見つける方法【コツ】」をお伝えしますね!
①:Keepaでの波形判断をしっかりとする
現在の主流はKeepaを用いた仕入れ判断です。
対象期間を「1か月」「3か月」「12か月」と全期間を確認して自分が買おうとしてる1か月には何個くらい売れてるのかをチェックします。
「波形」と呼ばれる緑のギザギザがありますが、1個購入されたら売れ行きランキングが一気に上がります。売れないときはランキングが下がっていき売れたらまた上がります。というギザギザが1個あるたびに1個売れた、と判断できます。
上の写真ですと、緑のギザギザが1か月で13回くらい上下動しているので「この商品は直近1か月では13個位売れてるな」と判断できます。
②:ライバルの数を確認、予想する
まずは現在の出品者数を確認します。同じくらいの値段で売っているライバルセラー数を確認します。以下の写真の場合は15人出品者がいて、大体同じくくらいの値段で出しているショップがいくつかるかを確認します。
そしてここからが難しいのですが、これから直近で増えるであろう出品者数も予測します。
例えば楽天の「リアルタイムランキング」などに載ってきた商品をそのまま買うと出品者数は増えますよね。なんせ多くの人が買ったものが載っているランキングなので当然です。
あとは、ラクゾンについてる機能で「ラクゾンユーザー数」という機能があります。
ある商品を直近何日間で何人の人がチェックしたか?が分かる機能です。多くみられている商品は多くの人に買われている可能性が高いので注意しましょう。
↑この写真の場合は、今日19人、直近3日で178人、直近7日で318人のラクゾンユーザーがこの商品をチェックしたことになります。ラクゾンユーザー限定の数なので、実際はもっと多数のライバルがチェックしていますよね…。
この数が多い商品は避けたほうが無難かもしれません。
③:Amazonがいた場合はカート取得率をチェックする
ライバルにAmazonがいた場合は要チェックです。初心者のうちは基本は避けたほうが無難でしょう。Amazonはかなり安く出してきてこっちが下げても、ある程度の価格までは自動で価格を下げてきますので利益がとりずらいです。
Amazonの価格も上下動したり、Amazonが在庫切らすこともあるので逆にチャンスになることも多いのですがそこは経験積んでからがいいと思います。
Amazonがライバルにいても出品したい場合は、Keepaにある商品に対するセラーごとのカート取得率を確認できる機能があります。
「Data⇒BuyBoxStatistics」で、その商品に対して、各ショップのカート取得率(BuyBox=カート、Statistics=統計)を確認できますのでAmazonがいる場合は確認するといいでしょう。
↑この商品の場合は、Amazonが60%カートを独占しているんで厳しめだと思います。
99%とか100%とかの場合もあるんで、その場合は撤退ですね!
せどりで回転率が高い傾向にある商品ジャンル
では、具体的にどんな商品ジャンルが回転率が高い傾向にあるのでしょうか。
今回は王道ではありますが、3つご紹介します。
それが以下の3つ。
- 人気の家電製品・ゲーム
- スキンケア・化粧品
- 洗剤などの日用品
それぞれひとつずつ解説していきますね!
人気の家電製品・ゲーム
まずは人気の家電製品です。
家電製品は季節によって新製品が発表されますので、シーズン商品を上手に仕入れられると売上につなげることができます。
たとえば、空気清浄機や加湿器、サーキュレーターなどがシーズン商品の代表ですね。
とはいえ、やはり仕入れ価格もそれなりにする商品も多いので、初心者さんが仕入れる際は注意が必要です。
また人気ゲームは老若男女とわず人気があるので、需要が継続してある傾向にあります。
ただゲーム関連はせどりの中でも人気なので、ライバルが多くなってしまいます。
ゲーム機本体だけでなく、ケースといったアクセサリー系も含めてリサーチしていくのがおすすめです。
スキンケア・化粧品
スキンケアや化粧品は1商品あたりの単価は安いのですが、消耗品なので初心者でも扱いやすいジャンルです。
- 化粧水・乳液
- ボディークリーム
- ファンデーションなどのコスメ類
これらは店舗せどりでも仕入れをしやすいのも嬉しいところです。
ドラッグストアでは特化セールなども頻繁に開催されていますので、時間がある人は店舗×電脳と組み合わせて上手に取り組みたいですね!
また、スキンケア・化粧品のジャンルはリピート仕入れをしやすいので、一つ継続して売れる商品を見つけることができるとかなり強いです。
洗剤などの日用品
これも先程のスキンケア・化粧品と同じ理由ですが、消耗品ということもあり回転率が高傾向にあります。
- 洗剤
- トイレットペーパー
こういった身近にある消耗品を中心に、片っ端からリサーチしてみるのも良いですね!
1商品あたりの単価は低いですが、使い切るともう一度購入される商品ではあるので、売る側としてもリピート仕入れで継続的に販売しやすいジャンルです。
まとめ|せどり初心者は回転率を重視して資金を増やしていこう
今回の内容をまとめると、
- せどりでは利益率よりも回転率が大切
- キャッシュフローを意識して回転率の高い商品を取り扱おう
- 消耗品を中心に回転率の高い商品ジャンルを攻めよう
となります。
初心者の頃はどうしても利益率に目がいきがちですが、本当に利益を出そうと思うと、利益率と同じくらいに回転率にも注目するべきです。
回転率の高い商品を見つけるのは、利益率の高い商品を見つけるよりも比較的簡単ですので、ぜひ明日のリサーチから意識してみてください。
とはいえ、利益率をガン無視して良いということではないので、注意です!
もちろん中上級者の方にとって重要なのは、回転率でも利益率でもなくその「バランス」をうまく取って利益とキャッシュフローのバランスを自分の状況に応じて整えることですね!
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