今回はせどりの外注化について解説していきたいと思います!
実は私マコも開始5か月目までは月200時間稼働しており、1日2-3時間しか寝れないという日々を過ごしていました…。
さすがに体力的にも精神的にもキツくなってきたので、このタイミングで本格的に外注化をスタート。
外注化をすることで新しいことに取り組む時間も増え、より効率的にせどりに取り組めるようになったと実感しています。
ですので、今作業に追われてツライ…、もう少し余裕をもって副業に取り組みたい、という方はぜひ今回の記事を参考にしていただき、外注化に取り組んでみてくださいね!
目次
せどりで外注化を考えるタイミングについて
いきなりですが質問します。
- 時間なくて忙しくないですか…?
- 面倒くさい作業があったらやりたくないですよね…?
- 買うだけ買って納品できていないもの、ありませんか…?
- フリマに出そうと思ってAmazonからの返品を部屋にため込んでたりしませんか…?
上記の質問に少しでもギクッとしたそこのあなたへはっきり言います。
外注化を考えるタイミングは「早ければ早いほどいい」です。
いきなり全て外注化する必要はありませんよ!どんな作業も「この作業は外注化できるかな?」という視点を頭の片隅にでもいいので持っておく意識が大切ですね。
何を隠そう私マコも、せどり開始5か月程度はほとんどの作業を自分でやっていました。
開始5か月目までは稼働時間は月200時間、1日2-3時間しか寝ないでやっていましたが、今では外注化したことで月に20-30時間程度の稼働で平均月商1500万程度を売り上げるようになりました。
開始5か月目で「あ、このペースで進めたら死ぬな…。」と思い、そこから真剣に外注化に取り組みはじめた、という経緯です。
開始直後含め、私マコは副業人生の中で何度か瀕死体験に陥っています。
マコの波乱万丈副業ストーリーは以下の記事をご覧ください!「思ったよりずっと波乱万丈だった」とよくいわれます(笑)
せどりで外注化できる作業
はっきり言って上記作業やその他せどりにおいて「全ての工程を外注化することが可能」です!
- 荷受け
- 出荷
- リサーチ
- 梱包
- 仕入れ商品管理
- 商品登録
- Amazon倉庫納品
可能は可能ですが、全て外注手離れ状態にするのはなかなかにハードルは高いですね…。
私マコも全業務を外注できているわけではありません。でも、全外注している人もいるので不可能ではありませんね!
コツとしては「自分がめんどくさいと思ってる作業から徐々に外注化していく」ことです^^
せどりで外注化をおすすめしたい人
全員!(特に副業の方)
正直言ってせどりをやる全ての方に外注化をお薦めします。というか、必須で外注化してください!
もちろん部分的にでも結構ですが、特にマストだと考えているのは「納品代行」です。
特に副業の方、電脳で仕入れた商品を確実に平日受け取れる自信ありますか?
届いてるのに受け取れるのが次の土日になってしまい、そこから納品作業を開始し日曜の夜にやっとFBA出荷する…これはまだいい方で土日に作業ができなくてFBA出荷はその翌週となることも。
これが最悪のパターンですね。何しろ楽天は出荷基準でカード決済がされます。受け取れようが受取れなかろうが費用の発生基準はスタートしているのです。どういうことか分かりますよね?
仕入れた商品はFBAで販売開始して、売れてから数週間後に始めて入金となります。
自分が納品できないことがボトルネックになり、キャッシュフローを圧迫して死にそうになる。
私はこんな人を何人も見てきてます。納品代行だけは大至急外注化しましょう!
キャッシュフローが重要な理由は以下の記事からどうぞ!
これから事業拡大を考えている場合
これから事業拡大を考えている方も絶対ですね!
納品代行や、出荷作業、仕入れ商品管理など、時給があがらない作業については一刻も早く外注化をして、自分は「リサーチ業務に専念する」「販路拡大を計画する」「新規ビジネスの立ち上げ」など事業拡大や利益に直結することに時間・リソースをつぎ込んでいきましょう!
せどりで外注化に向いていない人
何でもかんでも自分でやらないと気が済まない人
「早く行きたければ一人で、遠くに行きたければみんなで」ということわざがあります。
周りに頼らないで自分一人でやったほうが確かにある程度まではスピード感もっていけるでしょう。
また、人に任せることが苦手で1~100まで口を出さないと気が済まない方も向いてないです。
もちろん、人間がやることなのでミスは出ます。
その時に「あー自分がやればよかった」って思っちゃう人は不向きですね…。そこで「自分がやればよかった!」から「同じミスが起こらないためにはどうすればいいだろう?」と考えれる方は最高に素晴らしい資質の持ち主だと思います!
月のお小遣い2-3万稼ぐことが目標の方
目標が「月に2~3万のお小遣いを稼ぐこと」こういう方も外注化には向いてないです。
もっと言うと「月に2~3万円稼げれば良くて今後もそれでいい」そういう方は、せどりやめたほうがいいですね!2-3万であればノーリスクでアルバイトしたほうがいいと思います。
時間給はほぼ上がらないとは思いますが、リスクがないですし時間さえ使えば稼げることが確定してるのでそれが一番いいと思います!
今は2-3万でいいけど、将来的にはどんどん稼ぎたい!って方は時給が積みあがる農耕型の副業を選択しましょう。
外注化の費用目安
外注化といっても色々な作業があるので、ひとえに相場が出しづらいのですがここでは前述した 「納品代行」を外注化した際の費用目安を例に出したいと思います。
業者へ依頼する場合
上記は一例として「せどロジ」というFBA納品代行専門の業者さんです。
プレミアムプランで月額10,800円+以下の作業単価がかかってきます。
個人へ依頼する場合
個人で納品代行を探す場合「プライスター」というサービスで、「プライスターパートナー」から探すのが一般的です。
こちらで、できれば自分の家やFBA倉庫に近いパートナーを探すのがいいでしょう^^
以下は私が実際お願いしているパートナー様の費用一覧です。
一例として参考にしてくださればいいと思います。
外注化するときの注意点
①:「外注化の目的」を考える
大きく言うと「時間を作る」ことが目的なのは間違いないと思います。
外注化が進み「空いた時間で何をするか」を考えながら外注化しましょう!
極論言うと、専業で実は時間を持て余していて「みんなやっているからなんとなく…」という理由で外注化するよりは、「この作業を外注化できれば〇〇時間空くから、その空いた作業でリサーチもっと頑張ろう。OEMやブログなど他の副業にチャレンジしよう」といった感じのほうが生産性あがりますよね!
「空いた時間で家族と遊んだり、テレビや漫画をみてゆっくりしたい」でももちろんOKです。
その場合はできればきちんと稼いでからにしたいですが(笑)
②:「人に依存」しないようにする
その人がいないと仕事が止まってしまう、という状態を作らないようにしましょう。
というものも、外注さん=スタッフさんは「人間」です。風邪もひきますしやる気がでないこともありますし、何かの理由で急に働けなくなってしまうかもしれません。
なので「そのスタッフさんじゃなければできない作業がある」という状態は絶対NGです。
③:「外注化」より「マニュアル化」
外注化する時に、1~10まで作業を教えたとします。その人が突然辞めてしまったら??
また新しくスタッフさんを探して1~10まで作業を教える、これはとても大変なことで楽になりたくて外注化したいのに本末転倒ですよね。
そのために「業務のマニュアル」を作るようにしましょう!
最初は大変かもしれませんが、一度作ってしまえば、新しい方に教える時もそのマニュアルをベースに教えることができるので永遠に楽になります。
「マニュアル化」のスキルは、今後皆さんが事業拡大する際に必ず役に立ちますので、ぜひ習得してくださいね!
④:その作業本当に必要??を考えてみる【スリム化・シンプル化】
実はこの作業が一番重要です!!
外注化よりもマニュアル化よりも「スリム化・シンプル化」です。
簡単に言うと「その作業本当に必要?」を限界レベルまで繰り返して必要ない作業と判断したらバッサリ切っていきましょう。
やらなくてもいい作業をわざわざ人を雇ってまでやる意味は全くないですよね笑
例えば、私の場合は楽天ポイントせどり開始当初は、「獲得予定ポイント」を計算して記録していました。
当初は獲得予定ポイントをきちんと計算することで、リサーチの効率化につながっていたので継続していましたが、ある時からわざわざ計算しなくても肌感覚で身についていることがわかったので記録しなくなりました。
このように、過去ずっとやっていた作業を惰性で続けるのではなく、本当に必要な作業かどうかを見極めていきましょう。
⑤:ジョブ型雇用にする
〇〇時間勤務したら〇〇円の委託費用という時間給型よりは、〇〇という作業をしたら〇〇円というジョブ型の外注委託にしたほうがいいです。
時間給だと作業スピードが早い人遅い人にも同じ費用を払う必要がありますし、決められたタスクをこなしてくれてないのに費用を払う必要があります。外注化に慣れてない人はすごくもったいないお金を払った気になり、イライラしてしまうでしょう(笑)
例えば、
- 「商品登録1件〇円」
- 「注文処理1件〇円」
- 「納品作業1商品〇円」
という風に、作業内容と委託費用をきちんと決めるのがいいですね!
その場合、期限についてもしっかり明記しておきましょう。
外注化のメリットとデメリット
メリット①時間ができる
これは言うまでもないですよね!外注化して時間を作りましょう!
前述の通り、目的をもって外注化したいですね!!
メリット②コミュニケーション能力がつき、世界が広がる
今まで一人でやっていたなら、外注化をすすめるにあたった必ず対人コミュニケーションが必要になります。
恐らく最初は直接会うことは少ないと思いますが、LINEでもチャットでもZoomでもコミュニケーションをとることは必須です。
コミュニケーションスキルは、ビジネスにおいて最も重要な基礎スキルになりますので外注化で時間を作りつつ自分のレベルもアップできるから一石二鳥ですね!
デメリット①費用が掛かる
家族以外の人にお願いする場合を除いたら、当然費用が発生します。
投資した費用に対して時間を作ってリターンを出していきましょう。
投資対効果が悪い外注化は意味がありません。例えば10万円の外注費用をかけて1時間しか作れなかったらさすがに意味ないですよね…。
- 「まだ稼げてないから自分でやります」
- 「もっと稼いでから外注化を検討します」
結果を出せない人の特徴としてこんなことを言いがちです。
断言します。こういう思考の人は成功できません。
「今は稼いでないけれど、時間を作って稼げるように投資と思い外注化を進める」
こういうポジティブな考え方にマインドチェンジしていきましょう!
デメリット②時間もかかる
外注化開始するには、前述のとおりできればマニュアルも作りたいですし、マニュアル作らないとしても教える時間がかかりますよね。
のちのち楽になるとはいえ、特に最初は一時的な時間はどうしてもかかるので、未来への投資だと思い時間を使っていきましょう。
外注の探し方
専門業者から選ぶ
- 納品作業
- 出荷作業
- 費用整理
など、各業務に合わせた専門業者が存在しますので、専門業者に委託するのもありでしょう。
メリットとデメリットをお伝えしておくと、
- メリット…契約面で安心できる・作業の質・内容で安心できる・すぐに始められる
- デメリット…費用が高めの傾向がある・イレギュラー作業などの融通が利かない
って感じですね!
クラウドソーシングで募集する
- ココナラ
- シュフティ
- ランサーズ
- クラウドワークス
など、個人に依頼できる便利なサイトがあるのでここで募集をかけてみましょう。
せどりやその他副業で委託したい内容は、正直大体みんな同じですので同じようなことを募集している人がいっぱいいます。似たような作業を募集している人たちを探してみて相場感覚を掴んでから募集開始してみましょう!
外注化でよくあるトラブル
作業内容や委託費用についての認識違い
作業内容や期限、委託費用について認識が合っていない場合トラブルになりがちです。
- 「委託費用3万円って聞いてたけど、税別かと思っていた」
- 「納品作業1件100円はいいけど、ラベル張りとか聞いていない」
- 「作業期限を知らなかったから、明後日やるつもりでした」
などなどです。
大切なのは、「〇〇してくれると思っていた」とオーナー側が言うのは無しですね。すべては自己責任。外注さんがある作業をやってくれなかったらそれはあなたがきちんと説明できていない証拠。
認識違いのトラブルなどがあったらその場ですぐ説明して納得してもらって継続しましょう。
マコが実践した外注化の手順※マコの外注化パーフェクトステップ
この章は気合いれて書きますので、是非参考にされてください!
①外注化ステップ1 目的・マインドセット
外注化する目的・マインドをセッティングしましょう。
- 楽したい
- 家族と遊びたい
- 新しいことを始めたい
目的は違えど「体を空けて別のことをしたい」 は同じかと。 空いた時間で何をやるか考えて 外注化しないと、空いた時間を無駄に過ごしちゃうかもしれませんね
ちなみに、外注化の目的として 『空いた時間で、今後何をするか考えるため』 は全然ありです!
パンパンに詰め込んでしまってると、頭に余裕がなく 新しいアイデアが浮かんでこなかったりしますよね。 『考えるための時間を作るため、外注化する』 すばらしいですね!
②外注化ステップ2 業務の可視化、視える化
外注化のファーストステップは「業務の見える化」です。業務の順番で書き出してみましょう。
例えば、せどりであれば以下のようにおおまかに分類できます。
- 購入準備
- キャンペーンエントリーやクーポン取得
- リサーチ、購入
- 購入品リスト作成
- 荷受け、商品登録
- 納品、販売
などです。そこから各業務をできる限り細分化します。
業務の見える化、可視化に必要な考え方として『MECE』(ミーシーorミッシー)というフレームワークがあります。『漏れなく、だぶりなく』という意味です。意識してみましょう。
③外注化ステップ3 業務のスリム化
業務の見える化が終わったら、次は業務のスリム化です。
簡単に言うと「その作業本当に必要??」を限界超えて自問自答します。
当然必要じゃない作業は、ばっさりカットします。
必要な作業を、『MECE』漏れなくダブりなく洗い出す必要があります!
④外注化ステップ4 担当決め
必要業務の可視化・スリム化が終わったらとうとう「外注化」です。その作業を「誰がやるか」を決めていきます。
『誰』の中にはツール・ソフトウェアも含まれます。
優先順位としては、以下のとおりです。
- ツール
- 外注
- 自分
ツールは無料有料ありますが、無料ツールで必要な機能がないなら有料ツールはケチらずにしましょう。
ツールに任せる理由としては、
- 辞めない
- 不満が出ない
- 人よりコストが安い
- 人よりミスが少なく正確である
ですね!
利益計算や価格改定のような、ツールが出来ることはツールに任せましょう!
⑤外注化ステップ5 マニュアル化
業務を属人化させないために、マニュアルを整備しましょう。
スタッフはいつか辞めます。明日かもしれません。
『誰がやっても同じ結果が出る』レベルのマニュアルを作りましょう!
きちんと引き継ぎしてから辞めてくれれば嬉しいですが、当然そうじゃないケースもありますよね…。
⑥外注化ステップ6 右腕・自分の分身を作ろう
強い組織を作るには、最大難関しかし絶対必用なことです。右腕を育てましょう。
『強い組織を作るには強い右腕を』
万が一『あなた』がなしでも業務を継続させるためにも必要です。自分は一人社長でできる範囲でやりたいという人はその限りではありませが。。
ただ、どんなに優秀な人でも本当にあなたの分身は作れません。あなたの力量の30%くらいやってくれればラッキーくらいに思っておきましょう。
⑦外注化ステップ7 定期チェック、業務改善
最後に重要なのが「各ステップを定期的に見直す」作業です。
- 目的は変わっていないか
- マニュアルが古くないか
- その作業は今でも必要か
- スタッフとは良好な関係か
- さらに便利なツールは出ていないか
3ヶ月に一度は見直して、常に効率良い業務フローを構築しましょう!
外注化に必要な書類
外注化を進めるには「業務委託契約書」を結ぶべきです。あとあとのトラブル対策にもなりますよね。
ひな型をお持ちでなければサンプル差し上げることも可能ですので、公式LINEなどから相談してみてくださいね!
まとめ|せどりは外注化で効率良く進めよう
さて、長文をここまで読んでいただきありがとうございました。
ここまで読んでくださったあなたは相当真剣にせどり・副業に取り組んでいることでしょう。
自分だけでやっていて限界・伸び悩みを感じている方。
最初から仕組化に取り組み自分は違うことにチャレンジしたい方。
この記事がそんな方の助けに少しでもなれば嬉しいことこの上なしです。
また、この記事をここまで読んでくださった方に
「マコの外注化パーフェクトシート」をプレゼントいたします。
実際に私が作った、せどり業務を可視化・細分化・スリム化・担当決めまでしてあるとても実用的なシートになっています。私のこのシートをベースに6人のスタッフさんと業務改善をしていました。
ご希望の方は公式LINEからメッセージをください!
それでは、頑張っていきましょう!